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2024/02/26 15:14

10月はじめ。農地は敷地内に2面、少し距離を空けて借りることができました。




直前まで他の方が使っていたなどの場合はまた状況は違うかもしれませんが、借りた直後はだいたいこの画像のような状態だと思います。

ここから、まずは土づくり。
固くなった土を掘り起こし、石と雑草を取り除きながらふるいにかけ柔らかくしていく耕起作業を行いました。雑草の根や石があると土は固くなってしまい、そのまま種を植えると野菜の根が土深く生えていきません。

土壌のph値を調べる

土づくりにおいて、土壌のph値を調べることも必要です。土壌酸度計を土に挿して計測します。
野菜の種類・成長段階で適した酸度が違うので、その数値に合わせて調整します。

調整には石灰や土壌改良資材を散布したり、調整用の植物を植えたりします。石灰を散布したり土壌改良資材を使う際には、土壌酸度計で慎重に確認しながら使用量を調整します。



わのくに菌散布


その後、ひとつの畑には牛糞、もうひとつの畑には鶏糞の肥料を蒔き、どちらの畑にもぬかで団子状にしたわのくに菌を散布し、さらに四隅にも団子状のわのくに菌を埋め込みました。





掘り起こし作業やふるいにかける作業は、慣れない体勢と慣れない動きの地道な繰り返しなので、畑作業の中でも負担の大きい作業になりますが、土づくりはとても重要。人の手を借りるなどしてでも丁寧にしっかり行うことが、後々の結果に表れてきます。

次回は畝を立てる作業レポートをお送りします。

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