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2024/01/16 11:41

北野さんの有機野菜に必ず入ってくるきのこ

近年話題の「菌活」でもあらためて注目されているスーパーフードです。
きのこ類は、どんなお料理の時でも、最初にごま油で炒めるのがポイント。本当に美味しくなります。
また、余裕があれば2~3時間、日に干してから使うと、うまみも更にギューっと凝縮されるようです。
何種類かのきのこを併せて使うと、相乗効果でより一層味わいも深くなります。
食べ応えがあり、身体にもやさしい「きのこと里芋、揚げ大根の豆乳スープ」で心もお腹もポカポカしましょう。


■材料
きのこ 数種合わせて150~200g
大根 15㎝くらい
里芋 1袋
玉ねぎ 小1個
ごま油 大さじ2
豆乳 300㎖
水 200㎖
塩 小さじ1

■作り方
1.里芋をよく洗い、たっぷりの水で火にかけ、竹串がスーッと入るまでしっかり茹でる。
2.鍋にごま油を熱し、石づきを落としてほぐしたり手で割ったきのこを弱火でじっくりゆっくり炒める。しんなりして色がつき始めたら、みじん切りにしていた玉ねぎも入れる。玉ねぎの色が透き通ってきたら、水120㎖を加えて煮立て、ふたをして2~3分蒸し煮にする。
3.茹で上がった里芋の皮をむき、鍋に加える。里芋がよくからんだら、豆乳と残りの水80㎖を加え、弱めの中火で煮る。
4.大根は皮をむき、小さめの乱切りにして、中温で色がつくまで揚げる。
5.鍋が煮立つ直前に弱火にして5分程度煮て、塩で味を調え、食べる直前に揚げ大根を加えてひと煮したら出来上がり。

■ポイント
・里芋は茹でてから使うと、皮もむきやすく、均一にやわらかくなり、クリーミーに仕上がります。
・最初にきのこを弱火で気長に色がつくまで、しっかり炒めます。
・きのこ類の中で干し椎茸を使う場合、まず100㎖の水を加えて蒸し煮にし、干し椎茸に完全に水分を吸わせます。また、このうまみの詰まった水分を、里芋にもしっかりからめ、味をうつします。
・豆乳を入れてからは弱めの火加減で。
・ゴボウをささがきにして、きのこ類を炒めたところに加えても美味しいです。
・柚子こしょうを添えて、途中から味を変化させると2度美味しいです。

お肉を使わない分、大根を素揚げにし、余分な水分を飛ばして甘み・食感を強めて大根本来の美味しさを引き出します。
溶けかけの里芋がクリーミーな、滋味たっぷりの冬支度スープ。
香ばしいカンパーニュを添えて、ぜひ楽しんでいただきたい一品です。

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