2024/07/04 11:46

瀬戸内市前島の葉豆瑠(バズル)農園で、太陽をたっぷり浴びて育ったビーツ。
ビーツはコールドプレスジュース、サラダ、グリル、スープにと、今や世界中で大変人気のある野菜です。
今回はそのビーツのすごい力と、お手軽においしくいただけるレシピをご紹介します。
ビーツの成分として、強力に働きかけてくれるものは主に「ベタイン」「ベタシアニン」「ベタラン」「No(一酸化窒素)」。鉄分、硝酸塩なども含まれています。響きの良く似た名前の成分が並びましたが、効果はそれぞれ。
“肝臓の親友”とも呼ばれるビーツの「ベタイン」
血液を浄化し、解毒してくれる私たちの肝臓。ビーツに含まれる「ベタイン」という成分が、そんな肝臓の強いサポーターとして、解毒作用を高めてくれます。肝臓の脂肪蓄積を防止してくれるほか、肝機能を高め、コレステロールを減少させる働きもあります。
抗酸化物質「ベタシアニン」、鉄分、硝酸塩でガン予防
ビーツの赤紫色には大きな意味があります。これは「ベタシアニン」という色素栄養素で、強力な抗酸化成分を豊富に持っています。悪いコレステロールの酸化を減少させ、動脈壁を保護し、心臓病および脳卒中、ガンを予防するのに特に有効であるといわれています。
また、ビーツには多くの鉄分が含まれており、この鉄分が体の各細胞に酵素を届ける赤血球に含まれるヘモグロビンの再生を促します。
また、ビーツには食物硝酸塩が多く含まれており、これは心血管系の健康とガン予防に大変有益であるといわれています。
血液、血管の健康 貧血に効果的
食べる血液といわれるほど、ビーツは血液や血管に有効な鉄分や葉素などの栄養素が豊富です。中でも、No(一酸化窒素)という成分。これは、血管健康な状態にしてくれる成分で、血管を拡張させ、血流の調整を促してくれます。
糖尿病のコントロール
ビーツには、アルファリポ酸として知られている抗酸化物質が含まれており、これはグルコースレベルの低下、インスリン感受性の増加、糖尿病患者の酸化ストレスに起因する変化の防止に役立ちます。
アンチエイジング・デトックス・筋力持久力の向上でダイエット効果も!
「ベタラン」というビーツ特有の化合物より、非常に高いデトックス効果が期待できます。運動前にビーツジュースを飲むことで、運動のパフォーマンスが上がったという検証結果があるほど、ビーツはスタミナを向上させるのに役立ちます。ビーツに含まれるNo(一酸化窒素)は筋肉の循環を助けたり、酸化を改善したり、血流の酸素量の増加を促し、スポーツのパフォーマンス向上にも効果的といわれています。
認知症・痴呆症にも
脳にもいいんです、ビーツ。一般的に、脳内への血液の流れは年齢と共に減少し、認知力低下や痴呆の可能性が上がります。一酸化窒素をを生成する能力が低下するためです。一酸化窒素を補給できるビーツを食べることで、酸素が欠乏しているこれらの領域への血流および酸素供給を改善することができると発表されています。
ビーツに含まれるNo(一酸化窒素)は血管を拡張し、脳への血の流れを増やし、よりよい脳機能をもたらすからです。また、ビーツに含まれる硝酸塩が体内に入ると亜鉛化窒素に変換され、体内の血管を拡張させ、脳への血流を促進します。
【ビーツの美味しい食べ方いろいろ】
様々な効果を発揮するビーツ。
ビーツはほうれん草と同じアカザ科でサトウダイコンの仲間です。ビーツの葉には根以上の栄養があるそうです。ほうれん草と同じような調理方法で、おいしく召し上がっていただけます。
ボルシチに入っていることで知られていますが、ソテーしたり、焼いたり、丸ごと茹でてサワークリームをつけて食べても本当においしいです。なかでもオススメな、簡単おいしいレシピをご紹介します。
①ビーツの甘酢けサラダ
■材料
ビーツ(2個)・豆腐(半丁)・ベビーリーフ(またはサラダ菜などでも)・ナッツ類・すし酢・ハーブソルト
■作り方
1 ビーツはよく洗って、上下1㎝程度残したまま、皮つきのまま丸ごと茹でます。水からビーツを入れて火をかけ、沸騰後は弱火で、大きさにより20~30分程度じっくり茹でます。つるりと皮がむけるようになったら、火が入ったタイミング。つい竹串を使いたくなりますが、色素が流れ出るので注意です。また、塩や酢を入れると発色が良くなります。茹で上がったら冷ましておきます。
2 豆腐は水切りし、1㎝程度の角切り。ナッツはお好みの大きさに砕いておく。ベビーリーフも食べやすい大きさにちぎっておきます。
3 ビーツが冷めたら、皮をむき(手で薄くむけます)1㎝程度の角切りにする。
4 ボウルにビーツ・豆腐・ベビーリーフ・ナッツを入れ、すし酢を回しかけざっくり混ぜます。
5 お皿に盛り付け、お好みのハーブソルトをかけて出来上がり。
②豚バラとビーツとレンズ豆の煮込みスープ
■材料
豚バラ(150g)・ビーツ(2個)・レンズ豆(200g)・玉ねぎ(1個)・にんにく(1かけ)・お好きな固形スープの素・パセリ・ハーブ(ローリエなどあれば)・塩
■作り方
1 豚バラ肉に塩をよく揉み込み、冷蔵庫の中で一晩寝かして下ごしらえをしておきます。
2 玉ねぎ・にんにく・ビーツはみじん切り。レンズ豆は熱湯で3分ほど茹でておきます。
3 鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎ・にんにく・ビーツをしんなりするまでしっかりと炒めます。
4 豚バラ肉についた塩を流水で落とし、茹でてあったレンズ豆・水・固形スープの素・ハーブと共に3の鍋に加え、
ふたをしつつ弱火でじっくり煮込みます。
5 塩で整え、パセリを散らして出来上がり。
葉豆瑠農園のおいしくて栄養たっぷりのビーツ、ぜひ試してみてくださいね。