2023/01/10 17:18
私たちが生きる上で大切な「食」。そしてそれを支える農業。
農作物には美味しさの秘密があります。
そのひとつが土づくりにこだわっていること。
「わのくに農法」は、栽培に有効な約650種の好気性の微生物と嫌気性微生物をバランス良く配合された菌の培養液「わのくに菌」を使用し、水、酵素、有機肥料、ミネラルなどの働きを活性化させて豊かな土壌づくりを実現させた農法です。
現代、豊かな土が失われつつあります。安定して農作物を収穫するには化学肥料に頼らざるをえなかったというのが一般的な現状だと思います。しかし、化学肥料の使用によって土に必要な酵素を過剰に使い、生物の働きができなくなることにより、このままでは豊かな土壌は減る一方で、継続可能な農作が厳しくなっていることが、大きな社会問題にもなっています。
化学肥料でやせ細った土であっても、「わのくに農法」は本来の豊かな土へ蘇らせる力があります。
私たち人間をはじめ、自然と生き物を本来在るべき環境に整えることで、生きる力・育つ力が充分に発揮されます。本来土が持っている力を最大限に活かす事で、豊かな土を育み、大地の力で作物を育て、未来に繋ぐ土壌づくりを実現するとともに、作物自体の発育力が高まり、その健康な作物を食べられることで私たちは健康をいただくことができます。
つまり土はすべての命に繋がっているのです。
種から芽が顔を出し、太陽を浴びて育ち、花を咲かせ、大きな実りののち、土へ還る。
この美しい自然の循環の中で私たちは豊かに暮らしているのだなという恩恵を、次の世代、そのまた次の世代へと繋げていくために、「わのくに農法」を通じて、私たちが出来ることをしっかり全うしていきます。